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氷結の柱

おはようございます。葛です。固めSS新作です。

オリジナルの凍結・クリスタル化SSです。
R18Gなので、苦手な方は避けてください。



しばらく間が開くとどうもSSがR18G方面に偏りがちです。
了解して頂いた固めフェチの方のみ、続きからどうぞ。







その柱は凍らせた少女でできていた。


テニスウェアを着た二人の女学生が噂をしている。一人は髪の毛を肩のあたりまでで切り揃え、もう一人は髪をお下げに結んで腰まで伸ばしていた。同じ部活の先輩後輩らしく、端から見ても姉妹の様に仲が良かった。
「ねえ、聴いた?うちの隣の小学校で行方不明になってる女の子がいるんだって」
「高等部でも噂になってるんですか。中等部でもその噂ありますよ。確か小学6年生の髪の長い女の子がいなくなったって」
「そうだったかな?確かいなくなったのはショートカットの5年生だって聴いたよ」
「先輩の聴き間違いじゃないですか?」
「そうは言っても特徴と学年しか噂で聴かないし、初等部の子にも聴いてみたけど噂だけで実際に誰がいなくなったとかはわからないんだって」
「それじゃあほとんど都市伝説ですね」
「でも、いなくなった子はみんな可愛いって。ねえ、確かめてみない?」
部活帰りの少女たちは、噂で何度か聴いた場所、建設中の大型デパートビルの工事現場へと向かった。

「誰もいないけど入っていいのかな……」
「先輩が誘ったんじゃないですかー」
「何よ、貴女もノリノリだったじゃない」
二人が交わした会話は、それが最後だった。曲がり角で先輩が視界から消えたと思った次の瞬間から、完全にその姿を見失った。先に曲がった先輩のすぐ後を付いていたはずなのに、影も形もない。
「先輩……?どこに隠れたんですか……脅かさないでください……?」
後ろに結んでいた髪の何本かが前髪から零れ落ちその汗が頬を流れる。不安を口に出した次の瞬間背後から何かの衝撃を感じた。
どすっ
「けほっ……?!」
首の後ろに何かがぶつけられた感覚を最後に、少女は昏倒した。意識を失って倒れる瞬間、少女が寄り掛かっていた柱がその身体を飲み込んだ。


「んっ……んんっ……んんむっ……?!」
少女は体中を突き刺す寒さで目が覚めた。足と手を鎖に繋がれた狭い空間に閉じ込められていた。冷凍庫だった。
「ん…んん!!んんんんん!!!??」
少女の閉じ込められている冷凍庫は、建設中の柱の中にある。マジックミラーになっていて、中からは外の様子が良く見えるが、外から少女の様子は全く見えない。助けを呼ぼうにも猿轡をされていて声を出す事が出来ない。暴れようにも体中の関節に手錠を掛けられていて身動きが取れなかった。
顔の手首と足首だけでなく、肘と膝も外側に広げられたまま鎖で繋がれ、股間も胸も全てをさらけ出す格好を取らされていた。その上、少女が眠っていた間に投与された硬直剤のために、もはやピクリとも身体を動かせなかった。
極寒の寒さを味わう少女に、柱に備え付けられたスプリンクラーから水が浴びせられた。
「んんんんんんんんんん!!!!!むぐんんんんんんんん!!!!!!!」
カチカチカチカチパキパキパキパキパキパキパキ
絶叫を上げても絶対に外には聴こえない。凍っていく肌。凍っていく髪。もとより衣服は取り払われていた。刺す様な痛みはやがて麻酔の様に消えていき、少女の身体は氷に変わっていく。
「んんっ!!?んんん!!!んんんんんん!!!???」
せめてこの無様な格好だけは隠したい。乳房も股間も、腕と太ももの内側も全てが丸見えの恰好でさらけ出されていた。しかしその思いは叶えられることは無く、氷点下の中全裸で少女の身体は完全に氷結した。芯まで氷と化した後も、猿轡と手錠の封印は解かれる事はない。
冷凍が完了した後はクリスタル化処理が始まる。凍結した少女に足下から光が当てられる。するとカチカチと音を立てて氷が硬いクリスタルに変質し、冷たさを中に封じ込めたまま絶対に溶けない彫像にすることができる。
クリスタル化が完了すると少女を閉じ込めていた柱はマジックミラーを反転させた。クリスタルの彫像と化した前衛的少女像が月夜の下に晒される。夜明けとともに元の柱に戻るが、この間通りがかった誰かの手によって、建設現場の都市伝説が広まっていく。釣られてやってきた幾人かの少女はこのようにして、将来のビルの展示品を兼ねた表中にされていく。
同様の柱は現在1回に15本ほどあり、最終的には10歳から30歳まで1歳ずつ、一本につき1人の女性が凍らせて計20本の氷柱が完成する見込みだ。今その全てが美しく、新しく補充された15歳と17歳の少女と同じように身体を鎖で固定され極寒の冷凍室で水を浴びせかけられて凍り付いていた。
たとえこのビルが無くなっても彼女たちには美術としての余生が待っており、解放される日は来ない。


「綺麗だねー」
「ちょっと、どこ見てるのよ」
「ああ、ごめん。でも誰がこういうオブジェを作るんだろうね。作ってる所見た事ないよ」
「確かにそうね。さ、次行きましょ」
通行人は柱のオブジェたちが元は人間だったことなど知る由もない。
10歳から30歳までの氷像たちは、新設デパートの名物としてその後も長年に渡って飾られ続けていた。






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葛

Author:葛
石化や凍結等を扱った固めSSを書いて投稿しています。
月姫リメイクとFLOWERS秋篇が今の生きる希望です。
琥珀さんとエイラ・イルマタル・ユーティライネンを石化する事にかけては誰にも負けません。

固め以外にもアニメとゲームと映画とクラシックなどが好きです。
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、喜劇の幕が上がる。
折角だから装甲悪鬼村正をやりましょう。

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