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自らを石化する乙女の会

こんばんは、葛です。固めSS新作です。
俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる、から夏川真凉、春咲千和、秋篠姫香、冬海愛衣を石化します。


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画像の子は夏川真凉です。

俺修羅はアニメ版だけ現在見ています。キャラクターデザインや作画が本当に良いです。その分話が相当に無茶してるのを強引に押し切っていて、新時代のアニメ表現について思いを馳せます。
女の子が出てきて可愛ければそれでいい!みたいな。私も自分の固めSSは可愛い女のが完全に石化すればそれでいいと思ってるので、その潔さには親近感すら湧きます。ストーリーを楽しむ作品とは完全に別物と考えて楽しむと、見る側としては幅が広がって良いですね。

とはいえ今回も原作ではまず無い形で石化させてます。原作崩壊が苦手な方はご注意ください。
了解して頂いた固めフェチの方は、続きからどうぞ。




県立羽根ノ山高校の放課後の一室で、日頃から得体の知れない活動を行っている部活動があった。その名も、「自らを演出する乙女の会」。この学校の才女として有名な夏川真凉が今年から結成し、何人かの変わり者が集う部活。当面の活動目標は「モテまくり」になることである。もっとも、心からモテたいと考えている部員がいるわけではないので、この部活自体が特に明確な目標を持たない偽装部活動だった。略して自演乙。

現在部員は夏川真凉、春咲千和、秋篠姫香、季堂鋭太の4人。後は風紀委員の冬海愛衣がちょくちょく顔を出しに来る。女子部員は皆、唯一の男子部員季堂鋭太に何らかの思いを寄せているために集まっている様な物で、ある意味それがこの部活の存続理由とも言えた。ちなみに夏川真凉と季堂鋭太の2人は、偽装カップルを演じている。

「さて、残念ながら今日は愛しの鋭太君は、体調を崩してお休みです。誠に残念ですが、本日の乙女の会は私たち3人だけで活動しようと思います」
「待ってよ夏川!えーくんとは今朝あたし会ったよ!学校には来てるはずじゃん!」
「春咲さんは鋭太君とは別のクラスなのでご存じないでしょうが、鋭太君はお昼前にお腹を壊して早退されたんです」
「幼馴染のあたしが知らないのに、どうして彼女の夏川がえーくんの行動を知ってるのよ!」
「知っているのはむしろ当然だと思いますが。それに、私も鋭太君と同じクラスですし」
「エイタは歴戦の戦士。きっと、かの地に訪れる危険を察知した故の行動」
真凉と千和はいつもの様に軽い口論を繰り広げ、鋭太の前世の恋人を自称する姫香はちょっとずれている
「まあそういう訳なので、今日は外に出向いていきなり告白するとか、そういうアクティブな事はやめましょう。あまり意味がありません」
「それなら集まらなくても良かったじゃない。あたし帰るよ」
「そう焦らずに。これを見てください」
真凉はスカートの中に隠してあった小瓶を取り出した。
「なにこれ。アロマオイルとか?」
「古のマジックアイテム……」
「そのような物です。このオイルは、乙女をよりてっとり早く魅力的に演出するための道具なんですよ」
「具体的にはどんな効果があるの?」
「ふふ、今からお見せします。秋篠さん、こちらへ」
「ん……」
「手を出して下さいますか」
「こう……」
姫香が手のひらを真凉に差し出す。そこに小瓶に入った液体を数滴垂らした。
「においはしないみたいだけど……」
「すぐわかります……」
「……!身体機能が変調をきたしている。先端から全身にかけて、徐々に硬化する感覚……間違いない、これは、石化……」
「石化!?」
見ると、液体を垂らした姫香の手のひらから腕にかけてがペンキを塗ったかのように真っ白に染まっていた。身体は既に硬直しており液体を手に受けた姿勢のまま動かない。細い腕から肩、全身にかけスーッと短時間で石化して、後ろに長く結んだ特徴的なおかっぱの黒髪まで真っ白に染め上げた。
「ここにしばしの活動停止を余儀なくされ……」
言い切る前に、全身が純白の彫像に染め上がった。小柄な姫香は、石化の進行も思ったより早かった。


完全に彫像と化した姫香を前に、真凉と千和が再び口論を始める。
「ねえちょっと夏川!どうなってるの、石になっちゃったよ!」
「ご心配には及びません。このカタマルエキスの効果です。効果が切れれば元の秋篠さんに戻ります」
「いや、そういうことじゃなくて。どうして石化なんてする必要があったのって言ってるの!」
「決まっています。自らを演出する乙女の会はより美しく乙女を磨くための場所。石化を経験しないで、モテまくりになろうという方がおこがましいというものです」
「なんで?」
「わかりませんか。古来より人は彫刻や石像を愛でてきました。美しいと感じた物、躍動感を感じた一瞬のポーズを永遠の形で後世へと残したいという思いが、像を作りだしてきたのです。それに、今世界に残っている石像は、必ずしも石から全部作り出したものではなく、こうして実際に残したいものを石化させて作った石像だってあるんですよ」
「そうなの?」
いつも通りの不敵な微笑みのせいで、真凉がどこまで冗談で言っているのか千和には分からなかった。この状況を楽しんでいるとは思う。実際に目の前で姫香は石化したし、この液体が石化効果のあるものだという事は確かなんだろう。よくわからなくなってきた。癪だ。
「春咲さんもどうですか。石化」
「へ?」
さっきから無言の姫香に目を向ける。やっぱり石化している。さて、どうしようか。
「そんなに言うなら、少しくらいは……」
「あら意外です。てっきりもっと抵抗なさるものかと」
「しないわよ。瓶、貸して」
「どうぞ」
そう言って、真凉からカタマルエキスを受け取った。
「魅力的なポーズ……って言われてもよくわかんないんだけど、どんなの?」
「それはやっぱり、ジョジョ立ちがよろしいかと」
「あたしまだジョジョ読んでない」
「仕方ありませんね。いいですか、ジョジョ立ちというのは、こう腕や足を絶妙な角度で曲げつつ、そのバランスやコマ割りの中での効果的な表現を楽しむもので……」
真凉がジョジョ立ちを実演しながら解説し始めた。
「そのポーズがいいんだね」
「ええ。……え?」
ジョジョ立ちに夢中になっていた真凉をよそに、千和は小瓶のフタを開けていた。
パシャァ……


夏川真凉といえば、校内では知らない者のいない有名人だ。白銀の長髪をはためかせ、颯爽と歩く姿はまさに憧れの的だと言っていい。
その真凉が、目の前でジョジョ立ちをしながら石化している。膝をやや曲げて、腕も上に伸ばした格好で絶妙なバランスを取りながら、その身体を真っ白に染めていた。
「やったね!なんだ、こんなにあっさりいくなんて」
千和は真凉がジョジョ立ちの解説で目を離した隙に、カタメルエキスのフタを外すと瓶ごと真凉に投げつけていた。効果はてきめん。あっと驚いたかと思うと、ジョジョ立ちを実演した格好そのままに石化してしまった。
「ふふふ、驚いちゃってー。先に仕掛けてきたのは夏川なんだからね!……こうして見ると、スタイル良いんだ……」
真っ白に固まった真凉の全身をそっと触っていくと、どうしても自分の貧相な体型と比べてしまう。
「でも、あたしは動けるもんね!どうだー!参ったかー!あれ……?」
千和が石像に向かって勝利宣言をしようとした時、自分の動きが硬くなっている事に気づいた。真凉の石像に近づきすぎるあまり、さっき床に撒き散らしたカタマルエキスの水たまりを足で踏みつけていた。千和の小さな脚は既に白く染まっていた。
「え、ちょちょちょちょっと!なんで!?」
カタマルエキスに直接触れてしまうと、後は全身を石化させる他ない。小柄な千和の全身が固まるまで、数秒とかからなかった。
「えー……」
足の先から広がっていった白が、短いツインテールの先まで完全に染めた。


下校時刻になっても、3人の石化は解けなかった。もう日が暮れ始めている。やがて、風紀委員の冬海愛衣が見回りにやってきた。
「ちょっとあなたたち!一体何時まで居るつもり……あれ?確かに気配がしたと思うんだけどな……また、こんなもの作って!誰が片付けると思ってるのよ!」
目に入った夏川たち3人の石像を片付けようと中に入る。と、何歩か歩いて近づいたはずなのに、おかしい。動かない。石像じゃなくて、身体が。
「う……ええぇ?!」
愛衣は教室に入った時から、教室内に気化していたカタマルエキスに突入していた。そうと知らない彼女は、身体全体がスプレーを掛けた時の様に白くなっていく事に驚いていた。もちろん、知っていても驚いただろう。鮮やかなピンクの髪や落ち着いた配色の制服も全て真っ白に染まった時、冬海愛衣もまた完全に石化した。一滴触れただけでも人間を石化させるカタマルエキスは、気化した状態でも身体に外側から染み込み、内部まで完全に石へと変えてしまった。彼女が入ってきたことでこの部屋も換気され、カタマルエキスは外に出て行って濃度を薄くしていく。濃度が下がれば、直接石化してしまう危険性も大きく下がる。その意味では、愛衣は見事にとばっちりを受けた形となる。

愛衣の後には見回りがやって来なかったため、夏川真凉、春咲千和、秋篠姫香、冬海愛衣の4人はそのまま彫像と化したまま学校で夜を迎えた。月明かりが教室に差し込むと、真っ白な彫像が美しく輝いた。


折しも週末前だったため、4人の彫像が発見されるまでに丸2日以上もかかってしまった。普段彼女たちの動向を知る季堂鋭太は、この日早退したまま寝込んでいた。
4人は彫像として週末を学校で過ごす羽目になり、週明けの月曜日に発見されてからカタマルエキスの効果が切れるまで更に時間がかかった。結局元に戻って登校できたのは水曜日から。その間はそれぞれ教室の後ろに置かれて彫像のまま授業を受けていた。
真凉たちの謎の石化事件は学校中に広まり、その石化姿とともにしばらくの間生徒たちに記憶される事になった。







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葛

Author:葛
石化や凍結等を扱った固めSSを書いて投稿しています。
月姫リメイクとFLOWERS秋篇が今の生きる希望です。
琥珀さんとエイラ・イルマタル・ユーティライネンを石化する事にかけては誰にも負けません。

固め以外にもアニメとゲームと映画とクラシックなどが好きです。
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、喜劇の幕が上がる。
折角だから装甲悪鬼村正をやりましょう。

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