Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

-件のトラックバック

[T2] まとめ【単独取材】

こんばんは、葛です。固めSS新作です。このところ不調で中々書けないでいました。すみません。テイルズオ
トラックバックURL
http://kohak3.blog.fc2.com/tb.php/49-3c461a46
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

単独取材

こんばんは、葛です。固めSS新作です。
このところ不調で中々書けないでいました。すみません。

テイルズオブエクシリアのレイアを石化します。R-18。
今エクシリア2をプレイ中なのでその影響ですね。時系列も2開始前を意識しています。
実は前作は最後まできちんとクリアしていないので、2の面白さにやっておけばもっと楽しめたなあと思いちょっと悔しいです。

固めフェチの方は、続きからSSをどうぞ。







世界を揺るがす旅から1年。レイア・ロランドはエレンピオスの新聞記者になっていた。記者とはいっても今は新米。取材をして色々記事を書いてはみるが、掲載までには至らない。どちらかというと雑用係としての仕事の方が多い。いつかは自分もとは思いつつやはり逸る気持ちはある。今日も一発逆転で特ダネがみつからないかと、街にやってきていた。
「うーん……パレンジの価格変動に動き、かぁ。きっと面白いんだろうけど、今の私には難しそう。何か他にも見つけてから帰らないと……」
そんな事を呟いてると、道の向こうで話している声が耳に入った。
「おい、聴いたか。また出たんだと」
「女の冒険者が何人も行方不明だってアレだろ。詳しい話はわからないけど、物騒なもんだね。捜索隊が出るにしてもまだ1週間はかかるだろうしなぁ」
気になる、とても気になる。
「あの…その話、詳しく聴かせてください!」


レイアは早速噂をしていた二人から問題の場所を訊き出して、そのまま現場に直行した。
「危ないから近寄るなって言われたけど、やっぱり報道は速さが命だからね。ほら、なんだっけ、虎穴に入らずんば虎児を得ずって……虎の子供を捕まえてどうするんだろう」
そんな独り言を呟くレイアの姿は以前とは恰好が違っている。黒い帽子に動きやすいズボンなどの服に変えた新聞記者ルックだ。問題の場所は街道を外れた崖の下という話だった。街道を通る分には問題ないが、崖を降りた者の消息が途絶える事が連続しているとの事だ。
「えーと、多分この辺なんだけど……うわあ!?」
ずざざーっと、崖を踏み外してしまう。うっかりしていた。レイアはそのまま行方不明者を出す崖の下に落ちて行った。


「いったーい……ここは、どの辺りなんだろう。あれ、何かお尻にごつごつした感触が……!?」
レイアが乗っていたのは、女性の顔の上だった。しかし、固い。石化していた。しかし、服を着ていない……。手に持ったロングソードから剣士だったことは伺える。しかし、口をあんぐりあけ、肢体をくねらせてあられもない姿を晒している様は、とても見られたものではなかった。辺りを見ると、杖を持った少女や、明らかに戦えそうにない女の子が同じ様に全裸で石になって転がっていた。魔術士と思わしきその少女は身体を脚と腕を上下にピンと伸ばしながらエビ反りにして固まっており、護衛されていたらしき少女は体育座りの様にその身を丸めて石化していた。
「何……これ……」
想像以上の事態に思わず身を竦める。しかし、ここで立ち止まっては記者の名が廃ると本能的に思ったのか、レイアは気が付けばカメラを手に取っていた。
「あ、間違えた!タイマー?えっと、どうやるんだっけ……」
その時、背後でメリメリと地面の砕ける音がした。


「え?」
振り返ってレイアが一瞬見たのは、身の丈3メートルはあろうかという巨大なワーム……の口元だった。気が付いてその姿に恐怖する前に、レイアの頭をワームが飲み込んだ。
ぎゅぽ
「むんんん!?んんんんん!!んんんん!?」
何が何だか分からない。しかし、ようやくレイアは恐怖することができた。そして、身の丈を遥かに超える取材を行ってしまった事に気づき、後悔した。カメラは足下に落ち、そのまま気を付けの姿勢で、ずるずると、頭の次は胴体、そして脚と、レイアの身体が飲み込まれていく。
ごぷり、とレイアは巨大ワームに丸呑みにされてしまった。
(私、どうなっちゃうんだろう。このまま、食べられて……やだよそんなの……)
んーんーと抵抗は試みるもまるで手ごたえがない。それどころか服が溶けてきた。ワームの中で誰にも見えていない顔が真っ赤になる。しかし、それもすぐに終わった。さっきまでもがもがと動かしていた手足がぴくりとも動かなくなったのだ。この感覚は知っている
。石化だ。自分の身体がどんどん無機物になっていき、カチンコチンに固まってしまう。レイアは今見たばかりの冒険者たちの末路を思い出した。あれらは皆このワームの体内で分泌される石化液にやられたものだった。
(そんな……こんなことって……!)
しかし、もう遅い。全身は石と化し、その身は自らの意志で動かせぬ石像へと変わり果てた。


ワームはレイアを石化させると、ぽーんと空中に向かって吐き出した。ごとり、という音と共にレイアの裸像が地面に転がる。ワームの中で必死に抵抗しつつも体内で締め付けら続けた身体は、まるで真ん中を紐で結ばれた藁束の様な奇妙な姿勢を取っていた。脚と肘の関節から先がわずかに開いて、内股に近い格好となっている。目と口は開ききって、絶望の色に染まっている。その無残な姿は、日頃元気に飛び回っている彼女の姿からは想像もつかない。


パシャリ、とカメラの乾いたシャッター音が響く。皮肉にも先ほどの操作ミスでタイマーモード設定になっていたカメラが、レイアが石の塊へと変わり果てた決定的瞬間を激写した。


レイアの石像はそのまま捜索隊の到着まで10日ほどその場に転がり続けた。その後なんとか救出はされたものの、石から戻ったレイアにはまだ一つ災難が待っていた。
『美人記者に襲い掛かる石化の恐怖!体当たり突撃単身取材!』と銘打たれたその記事に移っているのは、まぎれもなくレイアの姿だった。石化しているとはいえ、裸である。見れば見る程ポーズといい表情といい、やられた感満載の間抜けな物である。自分のカメラが残した最初のスクープがまさかこんな恥ずかしい物だなんて。
「どうしよう……私、もうお嫁に行けないのかなあ……」
とはいえ、美人記者、と書かれた事は、ちょっとだけ嬉しいような、複雑な様な。これに懲りて、今後取材はもっと綿密に行おうと固く誓うレイアだった。
余談だが、この日の記事は普段より2割程多く売れた上に、新種の魔物メデューサワームを写した貴重な資料として、研究施設や公共機関にも半永久的に残されることとなったという事である。
スポンサーサイト

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

1件のトラックバック

[T2] まとめ【単独取材】

こんばんは、葛です。固めSS新作です。このところ不調で中々書けないでいました。すみません。テイルズオ
トラックバックURL
http://kohak3.blog.fc2.com/tb.php/49-3c461a46
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

葛

Author:葛
石化や凍結等を扱った固めSSを書いて投稿しています。
月姫リメイクとFLOWERS秋篇が今の生きる希望です。
琥珀さんとエイラ・イルマタル・ユーティライネンを石化する事にかけては誰にも負けません。

固め以外にもアニメとゲームと映画とクラシックなどが好きです。
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、喜劇の幕が上がる。
折角だから装甲悪鬼村正をやりましょう。

最新記事

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。