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石になったり 倒したり

こんにちは。葛です。固めSS新作です。

今日はかねてより石化したかったTARITARIの和奏、紗羽、来夏の三人を固めます。
サブタイトル法則が決まっているおかげで今回は題名付けやすかったですね。

その代り固めと思いっきり無縁な作品なので、固まる理由付けが難しかったです。
その結果が今回の更新です。石化というか、土偶化というか。変なポーズで固まるのいいですね。

三人とも非常に可愛いのですが、特に和奏のキャラデザインが凄くツボです。
もちろん三人とも平等に(?)石になってもらいましたのでご安心ください。

それでは石化好きの方のみ、続きからSSをどうぞ。

9月22日追記:なんと、この石化和奏をFeさんが描いてくださいました!
石になったり 使われたり
元に戻れなかった場合のアナザーストーリーまで書いてくださって、更なる想像が広がります。本当にありがとうございました!
石になったり、倒したり


放課後合唱部の練習のため、いつもの通りに坂井和奏、沖田紗羽、宮本来夏の三人が部室に集まってきていた。
「あれ。ウィーンと田中は?」
「田中は、バドミントンの方で練習があるって今日は休み。ウィーンは…なんだろ」
「わかんないね」
「そっかそっか。男どもはいないのか。ふふん」
「どうしたのよ来夏。また変な顔して」
「失礼なー。いいもん。紗羽にはこれ、見せてあげないから!」
来夏は小柄な身体の後ろ手に何やら怪しげな置物らしき物を隠していた。
「それ、何?」
「よくぞ聴いてくださいました和奏さま!こちらはこの私めがこのお休みに海岸で拾った由緒正しき謎の像で御座います!」
「どこから突っ込めばいいのかわかんない」
「いいの!紗羽にはこのロマンがわからないもん!折角男の居ぬ間に三人で楽しもうと思ってたのにー」
「ごめんごめん。でもなんだろうね本当に。形は土偶みたいな感じで…これどんなポーズなんだろ、頭の上で手を合わせて膝を横に広げて…謎だ。和奏ん家でこういうのって扱ってる?」
「確かにうちはお土産屋だけど…流石にここまで変な物は扱ってないなあ」
「TARITARIのブルーレイ、取り置きしてくれないかなあ?」
「CMネタはいいから」
三人で頭を捻らせている中、一番頭を捻らせすぎた来夏が珍妙な事を言い始めた。
「とりあえずこれをピアノの上に置いて…ちょっとこの土偶を敬ってみようよ」
「敬うって、どうやって?」
「三人で同じポーズを取るの!…ほら、こうやって…」
そう言うと来夏は脚をがに股に広げて、頭の上で手を合わせた土偶ポーズを取り始めた。
「やだよ。恥ずかしい」
「そんな硬い事言わないで、ほら和奏も」
「私も、遠慮しとこうかな…」
「こんな事男子がいる時はできないよー。ほら今こそ己を解放する時!」
「そんな変なポーズを取る自己は持ち合わせていないかな」
「えー」
そんなことを言い合い、来夏のがに股ポーズが完全に土偶と一緒に決まると、なんと謎に包まれていた置物が怪しく紫色に発光し始めた。
「え、何?嘘!」
「ほらね。何か起こるって言ったでしょ!」
「言ってないね」
盛り上がる三人をよそに、発光土偶はポーズを取ったままの来夏に向かってビームを発射した。びびびと怪光線を全身に浴びる来夏。
「うほおぉおお!?なにこれ、身体が…ヘン…に…」
ボワン

ビームを受けた際の煙が晴れると、土偶ポーズのまま身体が石になった来夏が現れた。脚を横に広げたがに股の上、両手を頭の上で合わせているため夏服の半袖から二の腕やわきの下が見えていた。ハムスターの如き小柄な全身は灰色一色に染まり、顔からもびっくりした様子が伺える。流石の来夏も、自分が石化されることなど想定していなかっただろう。
「嘘!?来夏、どうしちゃったの!?」
「土偶の呪い…とか、そんな、え…なんで!?」
来夏の石化に驚いた和奏と紗羽が来夏の元に駆け寄ろうとするが…
「え、何!?え!?」
「身体が…勝手に…!?」
和奏と紗羽もまた、来夏と同じように土偶ポーズを取り始めていた。自分の意志と関係なく脚を横に開かされ、頭の上で手を合わせられる。二人の顔はその恥ずかしさで真っ赤に染まっていた。土偶はなおも怪しく発光を続けている。
「嫌!?こんな恰好…!?」
「誰か…たすけて…」
二人の動揺をよそに、土偶は再度石化ビームを発射した。
びびびびびび
「きゃあああああ!?」
「いやあああああ!!」
ボワン
和奏と紗羽も、ビームを浴びるとあっという間に石化してしまった。和奏のすらりとした脚が、紗羽の大きな胸が、石になっている。恥ずかしいポーズを取らされ、その上身体まで石になって動かすことができないその羞恥に二人は顔から火が出る思いだった。が、その顔もまた今は全身とともに灰色一色。赤く染めることはない。
(私…石になっちゃったの…?)
(やだ…こんな恰好でこのままずっと…)
(ごめん…私があんな変な像持ってこなければ…)
三者三様石の姿で思いを巡らせる。ずっとこのままだったらどうしよう。制服のスカートがこの格好だと見えてしまうのではないか。そう考えると思いはどんどん絶望に沈んで行った。

そんな時
「ごめんみんな!今日は遅刻したんだ!割り箸の綺麗な割り方に関するレクチャーを受けていて!」
(((ウィーン!?)))
部室に今日連絡の無かったウィーンが闖入してきた。
「あれ…みんなどこに…?」
(((ここ!ここだから!)))
和奏、紗羽、来夏の三人が助けを求める。しかし、声を上げられるわけでもなく、日常で人が石になっているなんてことが信じられるわけもなく…
「まさかここに珍妙な格好で置かれている石像が実はみんなで、悪の呪い人形に石化された姿なんじゃあ…!」
まさかの大正解だった。
(うそでしょ?)
(いやでもウィーンだし…)
(流石は戦隊オタク…)
「となると皆を石にしたのはお前だな!正義の割り箸アタックを喰らえ!」
未だに発光を続けていた怪しい土偶に向かって割り箸を投げつけるウィーン。
(そんなもので倒せるわけが…)
(ウィーンにちょっとでも期待した私が馬鹿だったよ…)
コツン ごろ がしゃーん!!
見事土偶に命中し、ピアノから転げ落ちて像は砕け散った。
(((うそ―!!!)))
像が砕けると同時に、石化していた和奏たちからすうっと灰色が抜け、生身の身体と制服が戻っていった。
「元に…戻れた…」
「嘘みたい…あのウィーンが…」
「ありがとう!ほんとよくわかんないけどありがとう!」
三人が複雑な思いも混じりつつまさかの正義の味方ウィーンにお礼を述べる。
「いやぁ、悪が滅びたみたいで良かったよ。ところで…」
「ところで?」
「三人とも、いつまでその恰好してるの?趣味?」
石から元に戻った後も、和奏、紗羽、来夏のポーズはそのままで喋っていた。三人は顔を真っ赤にして慌ててポーズを崩すと
「「「ばかーーー!」」」
「ぐおお!!?」
三人同時の渾身の平手打ちでウィーンを吹っ飛ばした。

こうして合唱部には平和が戻った。
あの土偶の残骸は、厳重に三人の足により粉々に踏み砕かれた後、元あった海岸に改めて捨てられ、一件落着を得た。
不覚にも石化してしまった和奏と紗羽と来夏の思い出は、三人とウィーンだけの秘密なのである。田中が知ることは、多分、ない。
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プロフィール

葛

Author:葛
石化や凍結等を扱った固めSSを書いて投稿しています。
月姫リメイクとFLOWERS秋篇が今の生きる希望です。
琥珀さんとエイラ・イルマタル・ユーティライネンを石化する事にかけては誰にも負けません。

固め以外にもアニメとゲームと映画とクラシックなどが好きです。
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、喜劇の幕が上がる。
折角だから装甲悪鬼村正をやりましょう。

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