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蛇睨み

そうさイェイイェイイェイイェイ笑って!石になれ!はいチーズでカチンコチン!おはようございます、葛です。
固めSS新作です。スマイルプリキュアを観終わったそのままの勢いで石化全滅させました。
5人の中ではれいかさんが好きです。敬語キャラだし、いつも笑顔だし、素敵!

というわけで、石化フェチの人だけ、続きからどうぞ






いつもニコニコ才色兼備。青木れいかはプリキュア5人のまとめ役。いつも落ち着いて笑顔でややはっちゃけすぎな仲間たちを暖かく見守る心優しい少女である。夏休みが終わり宿題の終わらなかったみゆきたちを補習まで見送った後、妖精のキャンディと一緒に下校していた。
「れいかー。皆を最後まで見なくていいクル?」
「ええ、夏休みの宿題の補習ですから…本当は最後まで見ていなくてはとも思いますが、一緒にやって最後まで終わらなかったので、後は先生に任せる方がいいでしょう…」
「なるほどー。れいかはちゃんとみんなの事考えてるクル」
「わたくしもまだまだ教えるには勉強が足りていないと今回実感いたしました。もっと精進しなくてはいけません」
話してながら歩いているうちにだんだんと日が落ちて行った。思ったよりも時間が経っていたようだ。
「…あら?」
「どうしたクル?」
「おかしいですね…この角はもう通り過ぎていたと思うのですが…」
「迷ったクル?」
「いつも通ってる道なので考えにくいですが…」
しかし、そのまま進んでもまた同じ角に出てしまった。
「まーたこの道クルー!」
「これは何か不思議な空間に入ってしまったと考える方がいいですね」
「でもバッドエナジーは感じないクル」
「そうなんですか…いよいよなんなのでしょう…」

何度目かの同じ角を通り過ぎて前を見ると、道の真ん中にちょろりと蛇が居た。いくらなんでもこんな街中で蛇が出るのはおかしい。
「れいか!あの蛇にだけバッドエナジーみたいな…よく分からないけど怖いエネルギーが溜まってるクル!」
「なんですって!?それはいけません!変身しないと…!」
そう言って変身しようと手を伸ばし、目を眼前の蛇に合わせた時、れいかの動きがぴたりと止まってしまった。
「れいか!どうしたクル!?」
「身体が…動き…ません…!」
脚を変身しようと開いて手を化粧道具に伸ばした格好のまま、れいかはプルプルと身体を痙攣させていた。緊張に満ちた顔のまま何とか口は動かせているが、それも時間の問題らしい。長く一筋に伸びた青い髪だけが風にたなびいて揺れている。
「れいか!脚が石になってるクル!?」
「そん…な…」
れいか本人は身体が痺れてしまって石になっている様を見ることはできなかったが、身体がどんどん未知の感覚に包まれていくことだけは感じていた。清楚な白いスカートと水色のシャツがどんどんピシピシと音を立てて灰色に染まっていく。
「みなさんに…伝えて……この…こと…目を見ては…いけ…ま……」
「れいか!?」
キャンディが呼びかけた時、既にれいかの身体は全身が石化していた。迫りくる石の恐怖に怯えながらも最後の力で仲間にメッセージを残した真剣で、苦しそうな顔。変身すらできずに普段着のまま石になってしまった身体。何かのポーズを取ろうとしている途中に見えるが、重心はバランスがよく、自然に倒れることはなさそうだった。
「今みんなを読んで来るクル!待っ……」
石のれいか像にそう伝えて振り返ろうとした時、キャンディもまた蛇の目を見てしまった。
「キャンディも…動けないクル…」
キャンディは空中で石化するとそのままごとりと地面に落下して転がった。
(そんな……このままここに誰か来てしまったら……!)
石の身体でまだ意識が残されていたれいかの心配をよそに、補習を終えた仲間たちが道を通りかかった。
「あ~疲れたよ~う…」
「まさか夕方までかかるとは思わんかったなあ」
「でも何とか終わってよかったよ。れいかが事前に教えてくれた所が役に立って…」
「ねえ、これ、れいかちゃんかな…」
黄色い髪の少女やよいが、石化したれいかを指差す。
「ほんまや!れいかの石像かー…よくできとるなぁー」
「でもなんでこんな所にあるのかな…」
「みて!こっちにはキャンディもあるよ!」
何もしらないみゆき、やよい、なお、あかねの四人がれいかとキャンディの石像を取り囲む。その背後に、石化蛇がにじり寄る。
(みなさん!早く!変身して!逃げてください!)
れいかの必死の心の叫びも、仲間たちに届くことはなく…。
「ああっ…」ぴし
「どうしたのなおちゃ…」ぴしぴし
「どした…」ぴし
「え?え?何?みんないし…」かちん
なお、みゆき、あかね、やよいの順に次々と石化していく。れいかの時より距離が近かったためか、蛇と目を合わせてしまってからは一瞬だった。
(そんな…)
(え…あたしたち…どうしちゃったの…?)
(なんでみんな石になっとるんや…)
(う、うごけない…)
(いやだ…どうして…?)
各々自らが石化した事実をその動けない身体に無理やり突きつけられる。プリキュアに変身するまでもなく全滅だった。一人バランスを崩して立っていたやよいの石像が他の4人に倒れ込み、まるでボウリングの様にガラガラと全員が道に転がってしまった。
蛇は全員を石化すると去って行った。同時に辺りを包んでいた不思議な空間のゆがみも元に戻る。しかし、石となった少女5人の身体はそのままだった。
突如として化け物に石にされてしまったプリキュア5人がこれからどんな運命をたどることになるのか、まだ誰も知る由もない…。
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葛

Author:葛
石化や凍結等を扱った固めSSを書いて投稿しています。
月姫リメイクとFLOWERS秋篇が今の生きる希望です。
琥珀さんとエイラ・イルマタル・ユーティライネンを石化する事にかけては誰にも負けません。

固め以外にもアニメとゲームと映画とクラシックなどが好きです。
装甲悪鬼村正 二〇〇九年一〇月三〇日、喜劇の幕が上がる。
折角だから装甲悪鬼村正をやりましょう。

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